日日是好日

ただ、花のようでありたい

アイデンティティ。

 

 

 

mixiぶりに日記を書くことにした。

 

 

あの頃のあたしはぶっ飛んでいて

それはそれでアイデンティティがあって

良かったなと思う。今見返すと赤面絶倒。

 

 

でもあの頃の感性は二度と戻らないのだと

思うと何かに残すのはとても大事だと思い、

また改めて書き始めることにした。

 

 

 

mixiをやり始めてたころ、

あの頃は今よりも音楽に興味もなく、

文字通り本が友達だった。

 

 

音楽や絵やスポーツがそれぞれに何かを

伝えるための手段であるとしたら

あたしにとってそれは言葉だった。

 

 

本をちゃんと読み始めたのは中学生の頃。

毎日図書室に通って本を読んでいた。

図書室で、教室で、家で、眠る前まで。

 

 

今思うと根暗だったなと思う。

まぁ今も根本的に変わってないと思うが。

 

 

 

でもあたしは、あの頃ひとりぼっちで

図書室に通っていた自分に今とても感謝している。

 

 

 

大人になった今でも、

色んな物語に触れて、

物の見方、捉え方、感じ方、

それを吸収して自分のアイデンティティ

構築に役立てるのはとても楽しい。

 

 

 

 

 

人と人が生きていく上で大切なのは

自分の気持ちを伝え合う事だと思っている。

 

 

家族でも友達でも夫婦でも恋人でも。

 

 

 

あたしは自己主張が苦手なタイプであった。

決め事は他人に任せるし、

面倒臭いことは嫌いだし、眠いし。

割とサイテーな部類の人間である。

 

ある時ふと思った。

 

 

自己主張が苦手なんじゃなくて

上手く伝えられなくて結果的に伝わらないし

それならもう喋りたくないって

殻に閉じこもるやっかいなタイプだった。

もっと面倒臭いタイプであった。

 

 

 

言葉を知らなくて、表現の仕方が分からなくて

他人に嫌な思いをさせてしまう事が多かった。

 

本当はこう思ってるのに

ちゃんと伝えられない説明できないもどかしい。

 

 

 

どんどん劣等感に繋がっていった。

 

 

 

 

でも沢山本を読んだおかげで

昔より語彙力増えて

他人に嫌な顔をさせる事は減ったと思う。

 

(ただ先天性の空気の読めなさが

邪魔をして嫌な顔させることは多々ある)

 

 

 

伝えたいことが伝わる事ほど

気持ちの良いことはないな。

 

 

言葉はさ、一種の魔法だよね。

 

 

そんなふうに思って今日も本を読む。

 

 

もっとあたしのアイデンティティ

確立してくれ、この世の書物達よ。