日日是好日

ただ、花のようでありたい

きっと泣くのはあたしの方。

 

 

真夜中。

 

 

空の上。

 

 

空に浮かぶあたしの思い。

 

 

 

あたしがこんな空の上から

思っていることなんて誰も知らない。

 

 

 

あたしだけが知る大切なもの。

 

特別で、忘れたくないもの。

 

 

思い出す度にツラくても悲しくても。

 

愛しくても抱きしめたくても。

 

 

 

あたしは忘れないだろう。

 

 

きっとずっとこの先も。

 

 

 

 

 

失いたくないもののために

忘れたくないものを忘れるのは

果たして正しいのだろうか?

 

 

 

忘れたくないことを、忘れるのが愛ならば、

そんなものいらないって言いたいけど。

 

 

そんな風にもうなれないのも、

心のどこかであたしは知っている。

 

 

 

 

きっとどんなに幸せでも変わらない

 

この寂しさは埋まらない

 

なににも変えられない

 

 

あたしが、変えたくない。

 

 

 

許してなんて、言わない。

 

 

理解してなんて、言わないから。

 

 

 

知らずにいてほしい。

 

 

 

 

いつか、忘れてしまうんだろうか。

 

 

こんな思いも、消えるの?

 

 

 

 

なくならないでほしい。

 

 

あたしにとって大切な記憶たち。

 

 

特別なもの。

 

 

あたしの聖域。

 

 

 

 

だけど、もしも。

 

 

もしも、

 

いつか手放すその時は、

 

 

 

あたしはちゃんと笑えてますように。